七五三を迎えられたお子様、ご家族のお写真を掲載いたします。
お子様方の健やかなご成長をお祈りいたします。
6月30日:浅間様(お祀り)
10月1日:例大祭
12月31日:大晦日
毎月1日:月次祭(つきなみさい)
当天照神社の宮司染谷さんが、7月16日海の日に「千度大祓」に参加されてきましたのでその模様を皆さんにご紹介いたします。 100人の神職たちが10回、大祓詞(おおはらえのことば)を奏上することで合計、千回(千度)大祓詞を奏上するということになります。
福島県いわき市の浜辺は、「いわき七浜」と言われ豊かな海の幸と温暖な気候をもたらしてきました。ところが昨年の東日本大震災による地震、津波、原発事故という大惨事はその風景を一変させました。多くの尊い生命が失われ、今を生きる方々も苦難の生活をし いられています。
国民の祝日「海の日」に「海の恩恵に感謝するととに、海洋日本の繁栄を願う」という趣旨のもとこの「千度大祓(せんどおおはらい)」が昨年に引き続き行われました。
日本古来の儀式を通じて復興の第一歩となるべく太平洋をのぞむ小名浜港湾にて行われ震災により失われたすべての御霊の鎮めを祈るとともに、今を生きる数々の魂を振り興すことが、この千度大祓に参加した100名の神職たちの使命であると考えています。
「大祓い」という言葉は、よく耳にすることがあります。お祓いの目的はとは、不浄を清浄にすることですが、さらには災厄、災禍を除き幸福と平和をもたらすことにあります。この祓いという行事は、日本古来より伝わる固有の行事、信仰で「大祓」で唱和される言葉「大祓詞」は、わが国の起源を読み込んだ大和言葉です。
「大祓(おおはらえ)」とは個人を対象とした祓いということではなく、全体「公」という意味でいわば天下国家、社会全体の罪穢れ、災厄を取り除くために「大祓(おおはらえ)」と言われてきました。歴史上、悪疫が流行したり天変地異などの異変があったとき、或いは天皇崩御の際や大嘗祭のときなども行われてきましたが、恒例として、六月、十二月の晦日(みそか)に執り行われ、現在にいたっています。